自分の部署に異動してきて3か月の同僚が、私の仕事の帰りがけに言いづらそうに声をかけてきました。
「あの~、勤務表でたら分かることなんで、その前にお話しておきたくて…。実はボク、来月で退職することになりました。短い間でしたが、お世話になりました。」
思いがけない言葉でした。移動してきたのはサブチーフ―としてでしたし、いい人なのでとても残念でなりませんでした。
ここの人間関係がいやになったのかなあ?と考えていたら、彼の方から「たまたま声がかかって、よそですが相談員になれるというので決めました。」と教えてくれました。
うらやましい限り
実にうらやましいと思いました。相談員は事務仕事がメインです。現場の仕事が悪いというわけではありませんが、肉体の負担がかなりあります。利用者様の体を動かしたりする直接なのもあれば、夜勤だけでなく早番や遅番もあって不規則生活なのも体に負担があります。相談員の仕事も大変ですが、規則正しい生活になれます。
彼の判断は正しいなと思いました。
帰り道に自分のことを考えた
疲れた足取りにさらに重みがかかった気分でした。
うらやましいな、でも私はどうしたらいい?
息子2人とも大学生になった今、学費は半年ごとに鬼のような金額で請求される。だから、規則正しい生活をしたいからといって給料が下がる転職は絶対にできない。
そもそも、50代の転職なんていばらの道。
私は、OL経験が2年しかないから、福祉以外にスキルがないので、他業種には行けない…。
でも、タイムリミットはあるのです。
私の体のガタは結構きているし、不確かな情報だけど55歳になったら給料が下がるっていう話もあるからです。
私が55歳の時、下の息子はまだ大学生。学費の支払いが終わっていない。仮に終わったとしても、産卵を終えた鮭のように私の体はボロボロ、それなのに今度は老後資金のために働かなきゃいけない、そんなのいやだなあ。
転職ではないことで何か考えなくてはいけない、真剣にそう思いました。
でも、具体策がみつからないので、今日のところは休むことにしました。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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