5月8日はGW最終日でしたが、母の日でもありました。
私は毎年、なんとなく気になりつつも、せがんではいけないと思おうので、忘れたふりをしております。
息子Aは、現在日本にいないので、テレビ電話で『母の日だね、いつもありがとう』と生存確認の電話をくれました。それはそれで、母としては嬉しいものです。
息子Bにはさりげな『『お花、いいなあ』と言ってはみるのですが、昔鬼母だったのがぬけないのか、花は似合わないと思うらしく、一度ももらったことがありません。
今年は、さりげなく渡してくれましたが、一冊の本でした。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』、著者は石角完爾さん、集英社です。
なかなか思いつかない本ですよね。
彼が選んだ理由は、①我が家の経済危機を何とかすべく、私が、毎日YouTubeのリベ大をみていること。②時折、面白いしためになるよとリベ大のYouTubeの中で、タルムードのお話が、本人も面白く印象に残っていたから。と言ったところでしょう。
タルムードはユダヤ人の方々にとっては聖書とともに人生の羅針盤である大切な書物です。
著者の石角さんは、生まれは京都で途中までは、って変ですけど、日本人からユダヤ人になり、ユダヤ教に改宗された方です。大変優秀で京都大学を首席で卒業され、ハーバード大学等華やかな学歴、弁護士等、大変なエリートの方ですが、人生の色々を経て現在があり、スウェーデンに在住されています。
タルムードはユダヤ人の方だけでなく、私達にも深く考えさせてくれるきっかけをくれます。
奥が深いので、いつものように、斜め読みができないので時間がかかります。
夫は読書がきらいなので、毎回私の話を聞いて、概要を理解します。今回も、いくつか心に残った話を紹介します。いつもと違うのは、『あなただったらどうする?』と、ユダヤ人のお母さんが子供に話すようなことをしました。
興味のある方はぜひ読んでいただくと、本代以上の価値を得られることと思います。
今の私を象徴するお話
お話は学びの種類によって、いくつも紹介されています。その中で、現在、色々思いつくままにトライしてみるものの、成果が出せず悶々としている自分に合う話をみつけました。
『道に迷ったお姫様』といお話です。概要をお話ししますと、
ある国のお姫様が森の中で道に迷ってしまった。どの道をたどっても行き止まりで何日間も森から出れないでいます。すると、森の中で一人の老人に出会います。お姫様は助かったと思い、森から出たいのでどの道をたどればいいのか老人に問います。すると老人はじぶんはもう40年もこの森から出れないでいること、教えてあげれるのはどの道をすすめばこの森から出れないのかということだけだと話された。というお話です。
※タルムードはユダヤ人の方が話すのが正確な書物なので、この本かユダヤの方に正確に聞いてください。上記はあくまで概要です。
タルムードは、グリム童話のように読んでおしまいではなく考える書物です。
私がお姫様だったらどうするだろう。老人の方の失敗例を参考に行き止まりの失敗をくりかえさないように、ダメな道に記しをつけていくか?そもそもこの老人の話を信用していいものなのか?等々。
皆さんだったらどうされますか?
そもそもお姫様が独りでそんなところへは行かないとかいうのは無しです。おそらく、多少の知恵のついている森のそばの住人はそんな怖い森には入らないでしょうし、物事深く考えなくても幸せに生きてこれた象徴としてお姫様なのかもしれないですもんね。
私は、自分と家族の将来を明るくしていきたいと考えて、色々なことをしているうちに悶々とした状況になっているのが、道に迷ったお姫様と似てる気がしました。どうしたら森から抜けれるのかと考えることが、自分も悶々とした世界から抜け出せる方法につながるのではないかと思っています。
タルムードに興味を持たれた方はYouTubeで『リベ大 タルムード アニメーション』と調べると、分かりやすい動画にたどりつけますよ。
私が紹介したお姫様の話はありませんが、ためになる話がいくつかあります。ご興味のある方はぜひ。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
コメント